白鷹町は伝統野菜の「薄皮丸ナス」の収穫最盛期
今日は、三つ子の仲良し丸ナスが収穫できたので画像をアップしてみました。
山形県西置賜地方には漬物専用種の『薄皮丸なす』という伝統野菜があります。今が盛りの丸なすです。この丸なすは、その名の通りさくっと口当たりのいいのが特徴です。しかし、化学肥料が多かったり接木苗を使用すると病気になったりとデリケートな野菜(品種特性)でもあります。わたしたちは、毎年2000本ほどの栽培をおこなっています。もちろん、農薬・除草剤・化学肥料を使用せず栽培しています。そうしないと病気が蔓延し毎年栽培できなくなるのです。
毎日ピンポン玉大の丸なすを収穫し毎日丸なすを粕漬にします。吟醸粕をベースに粗糖と塩を混ぜ合わせすぐに生の丸なすを漬け込むので「ぶっつけ」といわれる漬け方です。あとは、冷蔵庫で熟成するのを3ヶ月ほど待ちます。つやつやふっくらのなす漬が出来上がります。
ふるさとを想起させる山形県の味です。
2014.08.26:[お知らせ]